今年の8時間耐久は予選落ちでした。
30周年記念で鈴鹿は外国人チーム19台を決勝枠に招待しておりますので、新人ライダーの赤3にとっては厳しいレースでした。
元々参戦するための予算が厳しい状況で、私達としましては当初参戦を諦めかけておりましたが、
30周年で3年目と言うこともあり、何よりも地元の企業様のご好意があり、
「よし!」と参戦を決めました。
しかし決断した時は既に300キロレースが過ぎていた頃でした。
マシン作り、練習、何をするにも時間が無く、やはり、国際レースである8耐の壁は大きかったです。
「即席ではマシンは作れない」とスタッフが毎日徹夜でがんばって作り上げてくれたマシンは、最速273キロも出ていました。
これは悔しい事ばかりだったこの夏のささやかな誇りです。
ご存知の通り赤3のマシンは殆ど市販のバイクに近いノーマルサスにノーマルホイールです。
レースはお金をかければかけただけ軽くて良いバイクが作れます。
プライベートチームでも、1,000万〜2,000万ほどの資金をかけるチームが少なくなく、なかなか勝つのは難しいです。
そんな中、赤3はあくまでも市販に近いマシンで参戦して良い成績を目指していました。
今回のライダーは二人ともST600ccレースでチャンピオンを獲得した事があり、もっと練習させてあげたかった。とは誰もが思うことでした。
結果は残念でしたが、今年も8耐に向けてサポートして頂いた方々や応援に来て下さった方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
来年はもっと余裕を持って8耐に挑めるよう、がんばりたいと思っています。
またみなさんに応援して頂けたら幸いです。
本当にありがとうございました。
勉強の為、今年は観戦して帰ります・・・。