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 Sprint ST スプリントST
 エンジンタイプ
 水冷DOHC並列3気筒
 エンジン容量
 1050cc
 燃料システム
 マルチポイント・シーケンシャル電子燃料噴射
 イグニッション
 エレクトリックエンジンマネージメントシステム
 全長
 2114mm
 全幅
 750mm
 全高
 1215mm
 シート高
 805mm
 乾燥重量
 213kg
 最大出力
 127PS/9,250rpm
 最大トルク
 105Nm/7500rpm
 価格
 11月発売予定
スプリントST

クラスを超えた存在。

ツーリングに出るためなら、人生からすべての刺激を失ってもいいですか。あるいは濡れふきんのようになってもいいですか。そんなことはないでしょう。ここにあなたの望むものがあります。長距離走行を楽しめる、ABSを装備したツアラーを、力強い125馬力のスポーツモーターサイクルに組み合わせました。卓越したスポーツ性を持ったツーリングモーターサイクルであり、一方ではツーリングをこなすスポーツモーターサイクル、それがスプリントSTです。

スプリントSTの進化において、オーナーの皆様に貴重なご協力をいただきました。世界中のオーナーからのフィードバックにより、既にほぼパーフェクトだったマシンが2007年モデルで更に改善されました。ニューデザインのサイドパネルが遮熱性を高め、シートのプロフィールも変更されました。快適性はそのままに、停止時の足つきをさらに良くしました。

ハンドルバーにも変更が加えられました。高く手前に引かれたハンドルは、さらにリラックスしたライディングポジションを可能とします。以前はアクセサリー扱いだった高めのスクリーンも標準装備として採用されています。

スプリントSTのフューエルインジェクション式1050 cc3気筒エンジンは、その素晴らしさを考慮すると当然の選択とも言えます。まさしくトライアンフらしさを生み出しているこのファンタスティックなエンジンは、ギヤポジションを選ばないリニアで軽快なライディングを実現する大きなトルクと、必要なときに取り出すことのできる余裕のパワーを持っています。最大出力は感動的な127 PS(125 bhp)/9250 rpm、最大トルクは105 Nm(77 ft.lbf)/7500 rpmです。

エンジンの特長をさらに高めているのが、アンチバックラッシュギヤを備える滑らかな6速ギヤボックスとクラッチです。このエンジンは、3気筒レイアウトの特徴をスポイルすることなく、強力なパワーと好対照なスムーズ出力特性を持っています。楽しみながら能力を使い切ることのできるエンジンです。

卓越したエンジンに組み合わされるのは、最高のシャシーです。アルミニウム製ビームフレームは1457 mmのホイールベースを持ち、あらゆる条件で素晴らしい安定性とクイックなハンドリングを実現しました。スプリングプリロード調整が可能な高品質カートリッジ式43 mmテレスコピックフォークの採用で正確なコントロールを可能とし、リアショックはリバウンドダンパーとスプリングプリロードのリモート調整機構を装備しています。フロントのパワフルな4ピストンブレーキキャリパーと組み合わされた320 mmダブルフローティングディスクが驚異的なストッピングパワーを発生し、リアには2ピストンキャリパーと255 mmディスクを備えます。

スプリントSTの機能性をさらに高めるものとして、ニューデザインのトライアンフ純正の防水パニアケース(車体同色)が標準装備されます。さらなる積載性能をお望みであれば、アクセサリーのトップボックスを加えることができます。

さらに日本国内仕様ではABSを標準装備。トライアンフのABSは、システムの存在を主張しすぎないよう、またライディングのあらゆるフィーリングを損なうことがないよう、慎重に設計されており、ハードブレーキング時にライダーのコントロールをアシストします。フロントとリアで独立して作動するこのシステムは、1秒あたり100回の演算処理を行い、車輪がロックするまさにその瞬間を感知します。ロックを感知するとブレーキをほんのわずかな時間リリースし、タイヤがグリップを取り戻してから再びブレーキをかけます。このプロセスを制御するスイッチは1000分の4秒という僅かな時間で動作し、システムがこのようにブレーキ圧力をこの2点間で調整することで、最適なブレーキングを実現します。

スプリントSTは、あらゆる点でクラスを超えた存在であることを実証してきました。そして今、さらなる進化を遂げました。卓越したスポーツ性能と真のスタイルを持つ多才なオールラウンドモーターサイクルを求めるライダーにとって、間違いなく賢明な選択です。
■Phantom Black
■Caspian Blue
■Tornado Red