2004 鈴鹿・近畿選手権シリーズ 第8戦 鈴鹿 4時間耐久ロードレース
DATE:2004-07-24 WEATHER : Fine  COURSE : Dry  国際レーシングコース
鈴鹿ST600
     
 鈴鹿ST600予選レース結果
 鈴鹿ST600決勝レース結果
さぁ、いよいよ今年のメインイベント4時間耐久です。

今年も2台体制で優勝を狙います。
練習から4人とも調子が良く他のチームからマークされています。
唯一の去年からの変更は、タイヤメーカーと2号車の第二ライダーが山崎くんに変わっています。
チームスタッフも150kmの失敗を教訓に練習を重ねました。
作戦も綿密な計算を監督が作り上げてきました。
マシンもメカニックが徹夜で完璧な状態に仕上げてきました。

「これで勝てない訳ないやろ〜!」 by煮る
「このチーム、ワークスやん!」 by160
予選結果
1号車 田島、宮川組 2位
2号車 越澤、山崎組 5位
さあ、スタートです!
他のチームがあきれた 2台同時のピットイン!
ウィニングランで2台そろって バーンナウト!

さあ、決勝です。

ルマン式スタートです。

朝9時なのに気温はもう30℃ 暑くなりそうです。



スタートは2台とも様子を伺う感じです。

5週目ぐらいから1号車が2番手に上がり、トップにプレッシャーをかけていました。

それから暫くして転倒車が出てセーフティーカーが入り15分間 スロー走行になりました。

レース再開して、トップと1号車が飛び出しそれを2号車が追いかけます。

レギュレーションで55分以上1人のライダーが走れないため、50分ぐらいからピットが忙しくなります。



一回目のピットインは2位、3位で 同時にピットインしてきました。
素早いピット作業で1位、2位で コースに復帰です。

37週目に2号車が1号車を抜いて トップに浮上!

そのまま、2回目のピットインです。
この時も同時ピットインです。

その後、1号車が2号車を抜き返し 差を広げます。
3回目のピットインは1号車が差を広げた為、1台ずつのピット作業でした。



この後とんでもないことが!!


ここまで計算通り進んで来ましたが、トップの1号車がマシントラブルでピットイン!

懸命の修復作業で何とか復帰できましたが、すごく時間がかかり後退してしまいました。


2号車は、減ったタイヤをいたわりながら走行。


無事、
優勝!!




我慢のレースを続けた 越沢くん
今回、一番成長した 山崎くん
淡々と自分の仕事をこなした 宮川くん
レース中一番目立った 田島くん
 
表彰台へ
 
     
レースはなかなか筋書き通りには行きませんね。
最初のときはこのまま1・2フィニッシュを狙っていたのに・・。
2台出て1台優勝したんだから、まぁ良しとしましょう。

優勝した2号車の越澤くん&山崎くんはレース初優勝が4時間耐久です。

残念な結果になった1号車の田島くん&宮川くん。
3位,2位と来て今年は是非優勝を狙っていたのに、悔しかったでしょう。

今年の4時間耐久は赤い3輪車RCが主役でした。

レースを手伝ってくれたスタッフおよびスポンサーさんならびに、応援してくださった皆さん有難うございました。



優勝バンザーイ!!

 
複雑な心境の2人